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ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ - Duchesse de Bourgogne

容量: 330 mlアルコール度数: 6.2%
ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ - Duchesse de Bourgogne
8~12°C

ドゥシャス・デ・ブルゴーニュは、15世紀にフランスとベルギーの一部を統治したブルゴーニュのマリー・ド・ブルゴーニュ公女にちなんで命名されました。 彼女は、わずか5年というたいへん短い統治期間にも関わらず、ビール醸造を含む数多くの商業活動を支援しました。ドゥシャス・デ・ブルゴーニュというビールは、彼女の功績を称えて名付けられました。

ドゥシャス・デ・ブルゴーニュは伝統的な複合発酵により造られる、フランダース地方のレッド・ビールです。パッションフルーツやチェリーのような風味や、爽やか酸味が特徴です。ローストされた麦芽によりもたらされる甘味により、たいへんバランスのよいビールとなっています。主発酵の後、オーク樽で18ヶ月に及ぶ熟成期間中に、オーク樽のタンニンによってフルーティーな香りがビールに付きます。この18ヶ月熟成のビールと8ヶ月熟成の若いビールがブレンドされ、ドゥシャス・デ・ブルゴーニュが出来上がります。

ヴェルハーゲ醸造所は、ヴィヒテナールというレッド・ビールのグランクリュバージョンとしてドゥシャス・デ・ブルゴーニュの醸造を始めました。アルコール度数はヴィヒテナールの5.2%より少し高めの6.2%で、よりコクがあり洗練された、たいへんバランスのよいビールです。
ドゥシャス・デ・ブルゴーニュは爽やかな酸味とほどよい余韻の甘味を持つ、フランダース地方のレッド・ビールの代表格です。

Duchesse de Bourgogne was named after Mary of Burgundy who ruled parts of France and Belgium in the 15th century. Despite a fairly short reign of merely 5 years, she was supportive of many commercial activities including the brewing of beer. The beer Duchesse de Bourgogne was named so to honor her benignity.

Duchesse de Bourgogne is a traditional Flemish red-brown beer of mixed fermentation. It is refreshingly sour with a many tones of fruit like passion fruit and cherry. The roasted malt brings along a sweetness that ensures a perfectly balanced beer. After the main fermentation Duchesse de Bourgogne matures for 18 months in oak casks of which the tannins are the source of the fruitiness of the beer. The final product is a result of 18 months old beer that is blended with young beer of 8 months.

Verhaeghe Brewery started brewing Duchesse de Bourgogne as the grand cru version of their Vichtenaar. It is a little higher in alcohol (6.2% compared to 5.2%) which gives a little more depth to the beer, making it more refined and better balanced.
Duchesse de Bourgogne is a superb example of a Flemish red-brown beer, refreshingly sour with a sweet touch that doesn't linger too long.

ヴェルハーゲ醸造所 • Brouwerij - Brasserie Verhaeghe Vichte

1892 年、ヴェルハーゲ醸造所と製麦所は、アドルフとポール・ヴェルハーゲ(Adolf & Paul Verhaeghe) のふたりの兄弟によって設立されました。ビール造りに使用する小麦は、ヴェルハーゲ家が所有す る周辺の農地で作られていました。醸造所の当時の顧客は殆どが近辺に住んでいる農家の家族でした。現在、醸造所はカール・ヴェルハーゲ (Karl Verhaeghe) と彼の姉妹によって経営されています。

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レッド・ビール • Red Beer

レッドビールは、西フランダースという限定された地域で造られる甘酸っぱく爽やかな酸味と芳香が特徴のビールです。フランダース・レッド・ エールとも呼ばれています。

ウィーン・モルトなど、赤大麦を麦芽にして造る為、ブルゴーニュ・ワインにも似た赤茶色が特徴になっています。このレッドビールもマイケル・ ジャクソン氏によって命名された分類です。

上面発酵酵母でアルコール発酵させた後、巨大なオーク樽に入れて熟成をします。樽で長期間の熟成する事によって、樽に付着する 乳酸菌や他の微生物、また桶のタンニンやカラメルの成分などがビールに複雑な味と香りを与えます。

手間隙かけて造られたビールは、比較的透明で真紅から茶色に近い色彩をしています。香りにはシトラス、さくらんぼ、プラム、レーズン 果実系の芳香の他、バニラやチョコレートと言った香りを感じさせる物まであります。

しかし全てのレッドエールはその複雑な香りの中にも大なり小なりはっきりとした酸味を感じることが出来ます。ホップの苦味は少なく タンニンを含む物が一般的で、これらの特徴がビールの特徴である赤い色とも重なり「ワインの代用」に製造されたとも言われています。 レッドビールにはランビックのようにフルーツを漬け込んだタイプの物も数多く存在します。